【健康】アスベスト健康被害 きょうとあす電話相談 30日、1日

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170930/k10011162981000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_036


アスベストによる健康被害についての電話相談が全国各地で行われています。
この電話相談は造船業や鉄鋼業などの労働組合が毎年行っていて、30日午前中から全国11か所で電話を受け付けています。

このうち東京・西東京市の事務所には「アスベストを使用する工場で働いていたが、せきが出て病院に通っても治らない」とか「救済を受けたいが手続きの方法がわからない」といった相談が寄せられ、担当者が専門の医療機関を紹介したり、労災申請の手続きの方法を説明したりしていました。

主催者によりますと、アスベストは20年以上たってから中皮腫や肺がんを引き起こすなど、潜伏期間が長いため、アスベストとの関連に気付かないケースがあるほか、専門の医療機関が少ないことから正しい診断を受けられないケースもあるということです。

重工産業労働組合の小野益弘さんは「アスベストによる病気は発症すると進行が早いのが特徴なので、せきが続くなど少しでも気になる症状があれば早めに相談してほしい」と話しています。

電話相談の受け付けは30日と1日の2日間、午前10時から午後4時までです。
(リンク先に電話番号あり)