都議選前の安住淳「小池都知事が自民党に籍置いたままなのは二重党籍で都合のいい胡散臭さ感じる」

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民進党安住淳前代表代行が「前から憲法改正に賛成」などと語っていると報じられています。

これは朝日新聞が9月30日に民進党の立候補予定者による希望の党に配慮した言動の「変節」を伝えた記事の中で他の候補者と並んで「希望に沿った発言が相次ぐ」として安住氏の「前から憲法改正に賛成」という言葉を紹介しているもの。

安住氏に関しては9月28日の民進党両院議員総会後に「スッキリこれで頑張ろうという気持ちになりました」「お互いにメリットのあるような決着の仕方になっていけばいいんじゃないかと思うんですね」などと、希望の党との連携に前向きな姿勢を示す様子が紹介されていたことから、今回の「前から憲法改正に賛成」という言葉に意外性はありません。

民進党候補者が希望の党に対しどのような形態で参加するのかについては今のところはっきりしていませんが、9月28日に読売新聞はこう伝えていました。

読売「民進党籍を残して希望から出馬することも法的には可能とされるため、こうした案も検討されている。」

もし、民進党に籍を残したまま希望の党から出馬するとなればわかりづらい形となりますが、、安住氏は過去に小池都知事を「二重党籍」などとして「胡散臭さを感じる」と語っていたことがあるのです。

これは都議選の前、5月31日に代表代行として記者会見を行った安住淳氏が、当時自民党籍のまま都民ファーストの会として選挙戦に臨むとされていた小池都知事に対し語っていたというもの。

安住「都民ファーストか何かわかりませんが、あの自民党籍に置いたまま、そういうことをやるって言うのは、あのー二重党籍そのものなんだから、何かこう、私は敢えて申し上げますとあの、それはちょっと都合いい胡散臭さを感じますね。おかしいんじゃないですか!?自民党籍置いたまま都民ファーストをやって自民党と戦うなんて、都合のいい時は自民党とくっついて、都合が悪くなれば自民党を攻撃するなんて(以下略)」

今回の衆院選において、仮に民進党を離党する形で出馬した場合でも小池都知事に「都合いい胡散臭さを感じる」と発言していた点が問題視されかねず、また民進党に籍を残したまま出馬するという事態になれば、発言そのものがブーメランとなってしまうことから、民進党の候補者がどのような形で選挙戦に臨むのか、注目されます。