【FM】江原啓之への悩み相談「子猫のひき逃げに遭遇してしまい…」

スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之が、現代社会でさまざまな悩みに直面している人たちに温かい“ことば”を届けるTOKYO FMの番組「Dr.Recella presents江原啓之 おと語り」。
9月10日(日)の放送では、“困った出来事に遭遇したとき、どう対処すればいいのか”をテーマに3人の方のメールを紹介しました。
今回は、子猫のひき逃げ現場に遭遇したときの対応を悔やんでいる方からのメッセージと江原の“ことば”をお届けします。

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◆ひき逃げされた子猫への対応に後悔
「アルバイトをしている店先で、子猫が車にはねられました。駆け寄るとまだピクピク動いています。
市役所に急いで電話をすると事務的に“病院にかかるなら、あなたの実費です。
死んでいるなら回収車を向かわせます”とのこと。
そうこうしているうちに、子猫の息が絶え、僕の腕の中で死んでしまいました。“死んでしまったようです……”と告げ、
回収車を待つ間、子猫を綺麗な段ボール箱に入れ、僕のハンカチをかけてあげました。
回収車が来たのですが……普通のゴミ回収車。子猫を段ボールごとポーンとゴミの中に投げ入れてしまったんです。
野良猫が死ぬとゴミ扱いになると知らなかった。こんなことなら自分で埋めてあげればよかったと、すごく後悔しました。
帰宅して、そのことを母に言うと“できるだけのことはやったんじゃないかな。
子猫ちゃん、最期に君に抱かれて、人に優しくされて嬉しかったと思うよ。
埋めるといっても、他所様の土地に勝手に埋めたらダメだからね。こういう場合は、役所の判断に従うのが適切だったと思うよ”と言われて少しだけ気が楽になりました。
江原さんなら、こういう場面に立ち会ったときにどうなさいますか? そして、子猫の魂は僕がした一部始終を見て、どう思っているのかな……。本当に救われたのかな?」(RN:シューゲイザーボーイ氏さん)

◆江原からの“ことば”
「お母さんの言う通りではないでしょうか。最期に腕に抱かれて死ぬことができて、子猫はとっても感謝していると思うし、ハンカチをかけたりこんなに嬉しいことはないと思う。
どうしてもこの世の法律では、動物がはねられた場合、器物破損で“物”として扱われる。そういう意味では仕方がない。仕事で回収しに来た人も、やむを得ぬところもあるし。
もし私がそういう場面に立ち会ったならば、火葬に出してあげて、動物の集団墓地などに預けたりすることもあるかもしれない。
けれど22歳のあなたが咄嗟にした行動としては、決して間違いではなかったと私は思います。心配しないでくださいね」

江原啓之 今宵の格言
「すべてに意味があるのです。その先にあるのは成長です」
「次には強くなる。それが乗り越えた証です」

http://news.livedoor.com/article/detail/13681809/
2017年9月29日 18時0分 TOKYO FM+