【サッカー】元フランス代表のテュラム氏、国歌抗議運動を続けるNFL選手たちに理解 「サッカー選手が同じことをしたら素晴らしい」

ストックホルム 29日 ロイター

サッカーの元フランス代表で、ワールドカップ優勝経験のあるリリアン・テュラム氏(45)は29日、
欧州のサッカー選手は米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の選手にならい、
国歌斉唱時に膝をついて人種差別に反対する姿勢を示すべきとの考えを示した。

テュラム氏はロイターに対し、「サッカー選手が同じこと(片膝をつくこと)をしたら素晴らしいと思う」と発言。
「黒人選手だけでなく、他の選手がそうする姿が見たい」と話した。

さらに「この抗議活動が米国の外にも広がり、肌の色に関係なく大勢の人がより良い社会を作るために
彼らのあとに続くことを願っている」と希望を述べた。

NFLでは昨季のコリン・キャパニックをはじめ、複数の選手が国歌斉唱時に片膝をつき、
米国内でのアフリカ系米国人に対する警官の対応に異議を唱えている。

NFLとは違い、欧州の主要リーグでは通常、試合前の国歌斉唱は行われておらず、代表戦でしか聞かれない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170930-00000023-reut-spo