【社会】18年春卒の学生、8割超が就活終了 9月1日時点

就職支援大手のリクルートキャリア(東京・千代田)が29日発表した2018年春に卒業する学生の内定率(内々定含む)は、9月1日時点で88.4%となった。この時点で就職活動をしている学生は前年の同時期を3.4ポイント下回り、18.0%となった。10月1日から始まる内定式を前に、8割超の学生が就職先を決めたり、進学に切り替えるなどして就職活動を終えている。

 調査はリクルートキャリアが運営する就職情報サイトに登録するモニター学生4882人にインターネットで聞き、1381人から回答を得た。調査期間は9月4~11日。

 内々定を得ていながら就職活動を続けている学生は9.3%と、前月から6.7ポイント減った。学生が就職しやすい環境が続き、66.2%の学生が複数社から内定を得ているが、10月の内定式を前に入社する企業を決めて就活を終えているようだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ29HB5_Z20C17A9000000/