【沖縄】新石垣空港に着陸のオスプレイ エンジン付近からオイル漏れ

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170930/k10011163091000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_020

9月30日 14時42分

29日、飛行中に警告灯のランプが点灯し、沖縄県新石垣空港に着陸したアメリカ軍のオスプレイの右側のエンジン付近からオイルが漏れていたことが消防への取材でわかりました。

29日午後5時前、沖縄のアメリカ軍普天間基地オスプレイ2機が石垣市にある新石垣空港に相次いで着陸しました。沖縄防衛局によりますと、2機は普天間基地から演習に向かう途中で、1機に警告灯のランプが点灯したため着陸し、もう1機には異常はないということです。

石垣市消防本部によりますと、このうち1機の右側のエンジン付近からオイルが漏れていて、除去作業を行ったということです。

空港には、30日午後4時半すぎにアメリカ軍の空中給油機1機が到着し、沖縄防衛局によりますと、異常がなかった機体は、この給油機とともにフィリピンへ向かうということです。

オスプレイをめぐっては先月、山口県岩国基地から沖縄県普天間基地に向かっていた1機が大分空港に緊急着陸し、左右のエンジンを取り替えるなどの整備のため、11日間にわたって空港内にとどまりました。オスプレイは、最近、事故やトラブルが相次いでいて、沖縄では安全性に対する懸念の声が強まっています。