【サッカー】バイエルンに潜んでいた「5人の反アンチェロッティ」

ブンデスリーガ王者の監督がシーズン序盤で解任されたことはサッカー界に衝撃をもたらした。しかし、実はそこには5人の選手との亀裂があったという。果たしてバイエルンに潜んでいた「5人の敵」とはいったい誰なのか、30日にスペイン『マルカ』が明かしている。
(1)アリエン・ロッベン
 ロッベンアンチェロッティ氏と波長が合っていないことを疑う者はいないだろう。共に仕事をした期間を通して両者は何度も意見が一致していなかった。また、同選手の意見はチーム内で多くの支持を得ていた。
(2)フランク・リベリー
 リベリーアンチェロッティ氏が行ったローテーションの弊害を被ったうちの一人である。ロッベン同様、同選手は頻繁にベンチ入りし、そして先発出場しても早々と交代させられていた。 
(3)トーマス・ミュラー
 ミュラーアンチェロッティ体制における最大の犠牲者の一人であり、同選手の評価が下がってしまう結果となってしまった。ミュラーファン・ハール時代やペップ・グアルディオラ時代には輝きを放っていたということもあってか、「何がしたいのかわからない」とアンチェロッティ氏を批判していた。
 
(4)ジェローム・ボアテング
 完敗したチャンピオンズリーグの対パリ・サンジェルマン戦後にアンチェロッティ氏はボアテングを使わなかったことに対して悔いはないと説明していた。同氏の下であまり出場機会を得ることができなかった同選手も敵のうちの一人である。
 
(5)マッツ・フンメルスorロベルト・レバンドフスキorキングスレイ・コマン
 5人目の「敵」は明らかになっていないものの、上記の3名のうちの一人ではないかと推測されている。ドイツ紙『キッカー』はアンチェロッティ氏とこの3人の関係は悪化していたと明かしていた。

https://japan.football-tribe.com/2017/09/30/14114/