フランス、パリにあるエッフェル塔が１９世紀に完成して以来、訪れた人の数が延べ３億人に達し、これを記念する華やかなライトアップが行われ、多くの市民が歴史的な記録の達成を祝いました。
パリのエッフェル塔は１８８９年に開かれた万国博覧会にあわせて建設され、その後１３０年近くにわたってパリのシンボルとして、毎年各国の観光客が訪れる世界有数の観光スポットになっています。
エッフェル塔を訪れた人の数はこのほど延べ３億人を超え、２８日、これを記念する催しが行われました。塔は色鮮やかなレインボーカラーでライトアップされ、これまで訪れた人たちに感謝するプレートも掲げられました。
また、２階部分では音楽の演奏も行われ、訪れた大勢の若者が踊ったり歌ったりして歓声を上げていました。
フランスではおととし以降、テロ事件が相次ぎ、エッフェル塔でも先月、刃物を持った男が警察に拘束される事件が起きたことなどから厳しい警備体制がとられていますが、この日は多くの市民が訪れパリのシンボルの記録の達成を祝っていました。
9月29日 19時27分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170929/k10011161871000.html
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