【愛媛】64年ぶりの「えひめ国体」開幕 両陛下も出席し開会式

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愛媛県では64年ぶりとなる国民体育大会「えひめ国体」が30日に開幕し、天皇皇后両陛下も出席されて松山市で開会式が行われました。

開会式は、天皇皇后両陛下も出席されて、松山市愛媛県総合運動公園陸上競技場で行われ、全国47の都道府県から集まった選手団およそ4100人が入場行進しました。

そして、愛媛県代表で柔道に出場するロンドンオリンピックの銀メダリスト、中矢力選手と、陸上に出場する伊藤愛里選手が選手宣誓し、「ふるさとの応援に感謝し、仲間とともに感動を分かち合い、自分の力を信じて最後まで競技します」と誓いました。

今回の国体で愛媛県は、「身の丈にあった運営」をキーワードに掲げ、既存の施設を積極的に活用したり、来年以降、国体が開催される自治体と競技用具を共同で購入したりして経費の抑制に努めました。

初日の30日は、宇和島市の体育館で卓球の競技が始まり、このうち少年女子には地元の愛媛が登場しました。会場には立ち見が出るほどの観客が訪れ、選手がスマッシュを決めたりポイントを奪ったりすると、「いいぞ、頑張れ」などと声援が送られていました。

「えひめ国体」は、来月10日までの11日間の日程で、特別競技の高校野球を含め36の競技が行われます。

9月30日 17時20分

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